先日、iPhoneに入ってるいくつかのアプリの名前欄が突然「消去中…」の表示になり、
「え!? ハッキングされてる!?」
と、とても驚いてしまいました。
ですが、調べてみたらハッキングではないことがわかり、安心しました。
そこで今回は、iPhoneアプリが勝手に消去中になる理由についてお話したいと思います。
同じ現象で不安になっている方は、ぜひご覧ください。
私が体験した現象
本題の前に、まずは私が体験した現象について詳しくお話しますね。
私が体験したのは、
- いくつかのアプリがタップされている動きをして
- そのアイコンの名前欄が「消去中…」という表示になり
- 数秒で元に戻る
このような現象です。
初めてこの現象を体験した時は、ハッキングされたんじゃないかと冷や汗が出ました…。
ですが、冒頭でもお話した通り、この現象はハッキングではありません。
不安になっている方は、安心してくださいね。
iPhoneアプリが勝手に消去中になる理由
iPhoneアプリが勝手に消去中になるのは、自動でキャッシュを削除する機能がiPhoneに備わっているからです。
消去中だったのは、アプリやアプリ内のデータではなく、「キャッシュ」だったんですね。
- キャッシュ
- 次回のアクセス時に表示を速くするため、一度アクセスしたページのデータを保存しておく仕組みのこと。
キャッシュがたまると容量が圧迫され、iPhoneのパフォーマンスが低下します。
それを防ぐために、このような機能が備わっているんですね。
ただ、キャッシュがどれくらいたまったら自動削除されるのかは不明です。
ちなみにこの機能は設定でオフにすることはできません。
iPhoneアプリが勝手に削除された場合の対処法
この記事をご覧になっている方の中には、「勝手にアプリが削除されてしまって困っている」という方も、もしかしたらいるかもしれません。
削除されたのが長期間使用していなかったアプリの場合は、「非使用のAppを取り除く」がオンになっていたことが原因と思われます。

今後使用頻度の低いアプリを勝手に削除されたくない場合は、「非使用のAppを取り除く」をオフにしておきましょう。
この設定は、「設定」⇒「iTunes StoreとApp Store」から行えます。
ただ、この機能によって削除されても、アプリ内のデータは保持されています。
App Storeから再インストールを行えばすぐに元に戻せるので、安心してくださいね。
まとめ
以上、iPhoneアプリが勝手に消去中になる理由でした。
iPhoneアプリが勝手に消去中になるのは、自動でキャッシュを削除する機能がiPhoneに備わっているからです。
削除されるのはキャッシュであってアプリやアプリ内のデータではないので、安心しください。