J-POPでよく使われる、「Aメロ」「Bメロ」「サビ」という言葉。
それぞれが曲のどの部分を指すのかと聞かれると、はっきりと答えられない人が多いのではないでしょうか。
私もその一人です(笑)
なので今回は、Aメロ、Bメロ、サビの意味について調べ、わかったことをまとめたいと思います!
Aメロの意味

Aメロとは、曲の始まり(サビから始まる場合はサビの次)~曲調が変わるまでの部分のことです。低音域で始まるおとなしい曲調である場合が多いです。海外で使われる言葉だと「Verse」に近いです。
2番がある場合は、サビの次~曲調が変わるまでの部分も同じくAメロと呼びます。
ただ、2番があってもサビの次にAメロではなくBメロに移る曲もあります。こういった構成は、ハイテンションを保てるという特徴があります。
同じメロディで歌詞だけ別の部分は、「Aダッシュメロ」と呼ぶこともあります。
Bメロの意味

Bメロとは、Aメロの次~サビまでの部分のことです。Aメロより少し盛り上がった曲調である場合が多いです。海外で使われる言葉だと「Bridge」に近いです。
AメロとBメロは区別がつけにくいこともあります。そういう場合は歌詞カードを見てみましょう。歌詞カードの行間にスペースがあれば、そこがAメロとBメロの境目である可能性が高いです。
サビの意味

サビとは、曲の中で一番盛り上がる部分、聴かせどころのことです。高音域で始まり、曲の始まりやBメロの次にくる場合が多いです。海外で使われる言葉だと「Chorus」に近いです。
サビは、現れる部分やメロディによって「頭サビ」「大サビ」「ラストサビ」などと呼び分けることもあります。
頭サビの意味

頭サビとは、曲の始まりにくるサビのことです。頭サビで始まる曲は、「サビ始まり」と呼ぶこともあります。
大サビの意味

大サビとは、最後のサビの前にくる、AメロやBメロ、今までに出てきたサビとは異なる、全く新しいメロディのことです。いわば「最後のサビに向けてのジャンプ台」のようなもの。大サビには、最後のサビをより印象的に聴かせる効果があります。
最後のサビのことを「大サビ」、最後のサビの前にくるメロディのことを「Cメロ」と呼ぶこともあります。
ラストサビの意味

ラストサビとは、その名の通り最後のサビのことです。
米津玄師「Lemon」のAメロ・Bメロ・サビはどこ?
それでは、米津玄師さんの「Lemon」を例に、Aメロ、Bメロ、サビはどこなのか解説したいと思います。
歌詞はこちらで読むことができます。
再生時間 | セクションの名称 | 歌詞の出だし |
---|---|---|
0:02 | Aメロ | 夢ならばどれほどよかったでしょう |
0:50 | Bメロ | きっともうこれ以上 |
1:00 | サビ | あの日の悲しみさえ |
1:39 | Aメロ | 暗闇であなたの背をなぞった |
2:02 | Bメロ | 何をしていたの |
2:12 | サビ | どこかであなたが今 |
2:43 | 大サビ | 自分が思うより |
3:32 | ラストサビ | あの日の悲しみさえ |
まとめ
以上、Aメロ、Bメロ、サビの意味についてでした。
今まであやふやな理解で使っていた言葉たちですが、今回調べたことではっきりと意味を理解できたので、今後は自信を持って使っていきたいと思います♪
みなさんも今日から自信を持って使っていきましょう!